【ニュース】 長谷工コーポレーション、総合地所が手掛ける分譲マンション「ルネ江坂 江の木町」で環境配慮型コンクリート「H-BA コンクリート」を建物の基礎・地上躯体・付属施設に関西地区初となる全面採用 大阪府吹田市
2023.09.25
株式会社長谷工コーポレーション(東京都港区、池上一夫社長)は、総合地所株式会社(東京都港区、梅津英司社長)が手掛ける分譲マンション「ルネ江坂 江の木町」(大阪府吹田市)で、長谷工コーポレーションが独自開発した環境配慮型コンクリート「H-BA コンクリート」(特許取得済)を建物の基礎・地上躯体・付属施設に初めて全面採用する。
同物件の施工で使用するコンクリート約7,560㎥を「H-BA コンクリート」とすることで、約378t(約2万7,000本のスギが1年間に吸収する量に相当)の温室効果ガス(CO2)排出量の削減効果を見込む。
なお、住宅性能表示を使用する分譲マンションへの「H-BAコンクリート」採用は、関西地区で初となる。
「H-BA コンクリート」は、普通ポルトランドセメントと高炉セメントB種を併用して製造することで、従来の普通コンクリートに置き換えが可能な高い汎用性を有するとともに、コンクリート材料に由来する温室効果ガス(CO2)排出量を普通コンクリートに比べ約20%削減する環境配慮型コンクリートだという。
長谷工グループでは、2021年に長谷工グループ気候変動対応方針「HASEKO ZERO-Emission」を制定、温室効果ガス(CO2)排出量削減のため、H-BAコンクリートの普及を推進している。
今後も自社グループ事業の案件でH-BAコンクリートを採用するほか、他社事業案件でもH-BAコンクリートの普及を図り、サプライチェーン全体での温室効果ガス(CO2)排出量削減を推進するとしている。
「ルネ江坂 江の木町」の所在地は大阪府吹田市江の木町12番24(地番)、交通は大阪メトロ御堂筋線・北大阪急行「江坂」駅より徒歩9分。
構造・規模は鉄筋コンクリート造・地上11階建て。
戸数は149戸。
売主は総合地所株式会社、設計は株式会社長谷工コーポレーション大阪エンジニアリング事業部、施工は株式会社長谷工コーポレーション。
竣工予定は2024年12月予定。