【ニュース】 地域発のものづくりイベント「燕三条 工場の祭典」が新体制で始動、KOUBAの運営により、10月26日〜29日に燕市・三条市・周辺地域で「燕三条 工場の祭典 2023」を初開催 新潟県三条市
2023.09.05
2022年の開催で10年目の節目を迎えた「燕三条 工場の祭典」が新体制で始動、世代交代した。
新団体「任意団体 KOUBA」による運営のもと、新たなイベント、フェスティバルとして2023年10月26日~29日に燕市・三条市・周辺地域で「燕三条 工場の祭典 2023」を初開催する。
イベントの監修も新体制のクリエイティブチームが担う。
任意団体KOUBAは、燕三条地域で製造業や産業支援サービス業に従事する若手経営者らが、地域のものづくりを幅広く支援することを目的として設立した。
「自社の経営を変えたい」「新しい製品を開発したい」といった燕三条地域の企業(工場)向けの事業や、観光・イベントなど地域を利用した事業など、4つの事業(「教育事業」「ものづくり事業」「観光事業」「イベント事業」)を中心に活動予定。
第1弾事業として、公益財団法人燕三条地場産業振興センターからの委託により、同イベントを運営する。
今後の継続的な運営に向け、2024年度を目処に一般社団法人化する準備を進めているという。
「燕三条 工場の祭典」は、10年にわたり開催されてきた、地域発のものづくりイベント。
地元の熱量とそれを表現するクリエイティブチームの両輪により体現してきた。
ものづくりの聖地を目指し、今回、オープンファクトリーのほか、地域のものづくりや職人の活動を発信するフェスティバルへ発展する。
新体制で開催される「燕三条 工場の祭典 2023」では、メイン企画の87社が参画するオープンファクトリーの他、任意団体KOUBAチームがコンセプトを立案し案内する工場見学ツアーや、企業や職人・クリエイターを交えたトークセッション、燕三条地域の代表的な製品を中心としたエキシビションも実施予定。
多素材・多製法の金属加工技術を持つ産地として長い歴史を有しながら発展を続ける燕三条地域の情報発信だけでなく、同地域に所在する各事業所が、何を作っているか、どうのように作っているかなど、それぞれの企業、職人の技術に迫った発信を行うという。
「燕三条 工場の祭典 2023」の開催期間は2023年10月26日~29日、開催時間は9時~17時。
会場は燕市・三条市・周辺地域。
プログラムは工場見学、トークセッション、事業発表など。
主催は公益財団法人燕三条地場産業振興センター、共催は燕市・三条市、運営は任意団体 KOUBA。
開会式は「ものづくりメッセ」と同時開催で10月26日9時30分~10時に燕三条地場産業振興センター(新潟県三条市須頃1-17)で実施。