2016.01.13
クレイトンベイホテル（広島県呉市、杉原玲子社長）はこのほど、人型ロボット「Pepper」が、クレイトンベイホテル・コンシェルジュとして入社、職場勤務を開始したと発表した。

「Pepper」にはホテルコンシェルジュとして、まずは簡単な挨拶や会話などを実施してもらい、トレーニング後は、館内の利用客への案内や、観光客への観光案内などを業務の一環として行ってもらう（ソフトバンクロボティクスのPepperを活用し、自社が独自に実施しているもの）。
Pepperは現在、同ホテル1階で勤務している。


Pepperの採用は、ホテル等のサービス業でもAIの活用が昨今注目をされている中、AIの利点を生かしPepperに活躍してもらうことで、人にしかできないより付加価値の高い仕事を従業員全員で行うのが狙い。
特別採用枠（AI枠）を設けたうえで入社の運びになったという。
なお、入社式は2015年12月1日に終えている。

将来的には、政府のインバウンド施策により訪日外国人の増加も予想されることから、多言語の対応や、地域の観光案内の一翼をPepperに担ってもらい、国際化を進め、さらに利用客に愛されるホテルとなり、地域社会へ貢献していきたいという。

同ホテルは、開業25周年を迎えた。
総客室数58室、従業員数180名、1,000㎡のコンベンション、レストラン3店舗（フランス料理・日本料理・ビュッフェ料理）、スパ施設、自然農園などを所有している。

クレイトンベイホテルの所在地は広島県呉市築地町3番3号、交通はJR呉線「呉」駅より車で5分・無料シャトルバスあり。

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クレイトンベイホテル