【ニュース】 三菱地所レジデンスなど、新松戸駅東側地区土地区画整理事業で立体換地建築物保留床の取得等に関する協定を締結 千葉県松戸市
2022.12.21
三菱地所レジデンス株式会社(東京都千代田区、宮島正治社長)・ミサワホーム株式会社(東京都新宿区、作尾徹也代表)・東京建物株式会社(東京都中央区、野村均社長)の3社は2022年12月20日、松戸市施行の新松戸駅東側地区土地区画整理事業で、立体換地建築物保留床の取得等に関する協定を締結した。
同事業は、地域課題となっている狭隘道路の解消や駅前広場等の整備、交通結節機能の強化等による質の高い空間づくりや地区北側の斜面緑地の安全対策により、災害に強いまちづくりを実現することを目的としたもの。
同事業のうち、3社は事業地内での住宅・商業部分の保留床を取得・開発し、住宅を中心に、商業施設、子育て機能、教育・文化機能を併せ持つまちづくりを行う。
住宅のほか、毎日の生活を便利にサポートする商業施設や、医療モールなどを備えることで安全・安心に生活し、人々が交流しつながることができる仕組みづくりを目指す。
「松戸市都市計画マスタープラン」で同エリアは、駅周辺という地区の特性を活かして高度利用や商業機能の誘導を図り、地域のみならず広域的な交流拠点として商業機能を中心に整備すべき地区の一部と位置付けられている。
また、「松戸市立地適正化計画」では、居住誘導区域かつ都市機能誘導区域として多様な世代の人口の定着を図りながら高齢者・障がい者向け機能や子育て機能、教育・文化機能、地域型商業機能等の誘導・充実を図る地区の一部と位置付けられているという。
新松戸駅東側地区土地区画整理事業の所在地は千葉県松戸市幸谷字宮下、字溜ノ脇の各一部の区域。
施行面積は約2.6ha。
事業手法は土地区画整理事業、施行者は松戸市。
事業期間は2019年8月~2029年3月(予定)。
立体換地建築物(想定)の敷地面積は7,124㎡、建物延べ面積は3万5,848㎡、建物総専有面積は2万3,158㎡、建物用途別専有面積は住宅が1万9,092㎡、商業・公共施設 が4,066㎡。
構造・規模は鉄筋コンクリート造・一部鉄骨造、地上14階建。