【ニュース】 スターツグループ、流山おおたかの森駅前市有地活用事業で優先交渉権者に選定、共同住宅・ホテル等の複合施設を建設 千葉県流山市

2016.01.07
スターツコーポレーション株式会社(東京都中央区、河野一孝社長)は
1月5日、流山おおたかの森駅前市有地活用事業(千葉県流山市)の公募型プロポーザルで、優先交渉権者に選定されたと発表した。

同事業は、流山市の新たなシンボルとなる文化交流拠点として、平成
31年春の開業を目指し、始動するもの。
流山市は昨年7月、同市有地活用事業の事業者を公募。
3グループが事業案を提出し、11月の流山市事業者選定委員会の審査で、同社を代表企業とするスターツグループが最優秀提案に選ばれ、優先交渉権者に決定した。

同事業で建設する建物は3棟で構成する複合施設。
集合住宅棟とホテル・商業棟をスターツCAM株式会社が、コンサートホールなどの公共施設棟を大成建設株式会社が設計・施工する予定としている。
20160107スターツグループ

同事業の方式は、等価交換方式+定期借地権方式。
ホテル・商業棟の敷地は50年間の定期借地により、同市からスターツコーポレーションが賃借する。
また、同市は大成建設が建設した公共施設棟と等価となる集合住宅用地を交換することにより、公共施設を取得。
なお、集合住宅棟の賃貸住宅とホテル・商業棟は、スターツプロシード投資法人が保有・運用を行う予定だという。

竣工後の建物管理・運営もスターツグループが担う予定で、集合住宅棟の分譲販売をスターツデベロップメント株式会社、賃貸住宅の募集をスターツピタットハウス株式会社が実施。
集合住宅棟の住宅管理はスターツアメニティー株式会社、ホテル・商業棟の施設管理はスターツファシリティーサービス株式会社が行う。

建築面積は集合住宅棟が1,993㎡、ホテル・商業棟が1,141㎡、ホール・市民窓口が2,487㎡。
構造・規模は、集合住宅棟がRC造・地上13階、ホテル・商業棟がRC造+鉄骨造・地上11階塔屋1階、ホール・市民窓口がRC造+鉄骨造・地上2階・塔屋1階。
計画では、集合住宅が分譲176戸・賃貸75戸、ホテルが客室168室
(全室平均20㎡、バンケット・大浴場・ビジネスコーナー設置)、商業施設がカフェ・音楽教室・コンビニ誘致予定、ホールが観覧席515席としている。