【ニュース】 東急建設と東急リニューアル、ローメンテナンス緑化植物「クラピア」を品種改良し使用した「クラピア屋上緑化」を改良、「軽量型クラピア屋上緑化」を共同開発 東京都渋谷区

2022.11.10
東急建設株式会社(東京都渋谷区、寺田光宏社長)と東急リニューアル株式会社(東京都渋谷区、土田修社長)は、雑草の発生を低減するローメンテナンス緑化植物「クラピア」(日本原産のイワダレソウを品種改良した多年草の緑化植物)を使用した「クラピア屋上緑化」を改良、「軽量型クラピア屋上緑化」を共同開発した。

「軽量型クラピア屋上緑化」では、これまで提供していた「クラピア屋上緑化」の客土量を減らすことで、103kg/㎡だった荷重を、半分以下の48kg/㎡に低減。
これにより、建物への荷重が軽減されるため、今まで荷重制限によって採用できなかった屋上やリニューアル工事にも適用が可能になるという。

また、使用する植物は、従来と同じローメンテナンス緑化植物「クラピア」のため、一般的な芝に比べメンテナンス費用は約50%、刈草等の廃棄物は約65%の低減効果も見込まれるとしている(数値は保証値ではなく、実測に基づく数値)。

なお、「クラピア屋上緑化」は、2022年3月にリサイクル材活用型として開発・提供したもの。
今回、「軽量型クラピア屋上緑化」を新たにラインナップに加え、様々な要望に対応するほか、引き続き、管理の省力化・廃棄物削減に貢献する「クラピア屋上緑化」の提供を積極的に進めていくとしている。