【ニュース】 サムティ、高山市のホテル開発でフランス・アコーをオペレーターとし、「メルキュール飛騨高山」を2022年12月に開業 岐阜県高山市

2022.04.22
サムティ株式会社(大阪市淀川区、小川靖展社長)は、高山市で開発中のホテルについて、フランスに拠点を置くアコーをオペレーターとし、2022年12月に「メルキュール飛騨高山」(岐阜県高山市)として開業する。

同社グループは、土地の仕入からマンション、ホテル、オフィスの企画開発、物件の保有・売却をグループで完結できる総合不動産企業。
2021年1月策定の中期経営計画では、今後のホテルマーケットを見据え、厳選投資を行い、大都市圏だけでなく地方都市でもホテル開発を行うことで、今後の観光産業の回復だけでなく、地方観光資源の活用による地方創生にも貢献するとしている。

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高山市は、城下町として発展した「古い町並み」が人気の観光地で、京都の祇園祭・埼玉の秩父夜祭と並ぶ日本三大美祭の1つ「高山祭」の開催地。

同ホテルはJR高山本線「高山」駅より徒歩4分の立地。
161室の客室・レストラン・バーを備え、最上階には露天風呂・室内温泉浴場・貸切露天風呂を用意する。
ホテルのデザインは、飛騨高山の繊細かつ大胆な伝統工芸品からインスピレーションを得たもので、粗削りながらも、優しく暖かい空間を作り出すという。

同社グループとアコーとのパートナーシップによるホテル開発は、2020年の「メルキュール京都ステーション」「イビススタイルズ名古屋」に続く開業となる。
また、同ホテル開業後は、同社グループにて一定期間保有のうえ、将来的には上場準備中のホテルREITへのパイプラインや、株主優待対象ホテルとしても検討するという。

「メルキュール飛騨高山」の所在地は岐阜県高山市花里町4丁目
311番1・311番4・312番(地番)、交通はJR高山本線「高山」駅より徒歩4分。
延床面積は約6,393.97㎡、階数は地上9階。
客室数は161室。
開業は2022年12月予定。