【ニュース】 住友不動産、「新築そっくりさん」で「高断熱リフォームプラン」の受注を開始、リフォームで新築住宅の省エネ基準に対応 東京都新宿区

2021.12.13
住友不動産株式会社(東京都新宿区、仁島浩順社長)は12月13日、断熱性能が低い既存住宅であっても、新築住宅の省エネ基準と同等の断熱性能が確保できる「高断熱リフォームプラン」の受注を開始した。

同社では、「新築そっくりさん」のブランドで、古い住宅を1棟まるごと再生するリフォーム事業を全国46都道府県(沖縄県を除く)で手掛けており、1996年の事業開始以来、累計受注棟数は15万棟を超える。
これまでも、住宅の基本性能として耐震補強と並んで重要な「断熱性能」の向上で省エネ改修を進めてきたという。

今回受注を開始した同プランでは、家1棟まるごとだけでなく、1階のみ・部屋単位のみでも施工することが可能。
床・壁・天井の6面に断熱工事(平成28年省エネ基準の断熱材)を施し、サッシ交換や内窓を設置する他、24時間換気を「ダクトレス全熱交換型換気システム」とし、換気の際に逃げてしまう室内の涼しさや暖かさを再利用(熱回収)しながら換気することで、約5~8割の熱エネルギーを回収、夏期・冬期の冷暖房負荷を低減する。

同社では、既存住宅の断熱性向上が社会的・技術的課題となる中、新築住宅の省エネ基準に適合した高断熱リフォームプランの提案により、断熱性が低いと言われている日本の住宅をリフォームで高性能化し、「省エネかつ健康で快適に暮らせる高断熱住宅」とすることで、更なる受注拡大を図るとともに、住宅の長寿命化とストック型社会の実現に貢献するとしている。