【ニュース】 未来へつなぐ道後まちづくり実行委員会、大規模なインスタレーションなどの展示を2024年まで実施、「みんなの道後温泉 活性化プロジェクト」の一環 愛媛県松山市

2021.12.08
未来へつなぐ道後まちづくり実行委員会(松山市道後温泉事務所内)は、道後温泉活性化事業「みんなの道後温泉 活性化プロジェクト」の一環で、大規模なインスタレーションなどの展示を2024年まで実施する。

同プロジェクトは、道後温泉本館保存修理工事(後期)に合わせて2021年度からはじまったもの。
道後をアートで彩り、イルミネーションなども行う。

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©mika ninagawa,Courtesy of Tomio Koyama Gallery / dogo2021​

道後温泉別館「飛鳥乃湯泉(あすかのゆ)中庭では、写真家・映画監督の蜷川実花さんの花の写真約230点を設置。
蜷川さん初となる、屋外の床面にも写真を用いた大規模なインスタレーションを披露、2種類のオリジナル提灯で広場を装飾し、昼夜で異なる雰囲気を楽しめるとしている。

また、松山市在住のテクニカルイラストレーター・隅川雄二さんが道後温泉の歴史絵巻をテーマにした作品「道後温泉五如(ごしき)団子」を公開。
だまし絵の技法を生かしたイラストは、フォトブースとしても楽しめるという。

さらに、マルチメディアデザイナーの尾野光子さんが、「人」の顔と湧き上がる温泉の「泡」をモチーフにしたキャラクターが登場する2種類のコンテンツを公開。
本館から溢れ出る熱気をイメージしたAR作品を楽しめるとしている。

展示期間は何れも2024年2月29日まで。

その他、道後温泉本館の素屋根に大竹伸朗氏の作品が登場(2021年12月17日~2024年12月予定)するほか、イルミネーション作品「ひかりの実」の展示(2021年12月17日~2022年1月16日)なども実施する。