【ニュース】 小田急不動産など、分譲戸建住宅で小田急線の運行を通じた脱炭素社会の実現を推進する業務提携契約を締結 神奈川県川崎市

2024.04.23
小田急不動産株式会社(東京都渋谷区、五十嵐秀社長)・小田急電鉄株式会社(東京都新宿区、鈴木滋社長)・東京電力エナジーパートナー株式会社(東京都中央区、長﨑桃子社長)・TEPCOホームテック株式会社(東京都墨田区、下司知夫社長)は2024年4月17日、小田急不動産による分譲戸建住宅の購入客とともに、小田急線の運行を通じた脱炭素社会の実現を推進する業務提携契約を締結した。

同業務提携によって始動するプロジェクトを「CLR(クリア)=
Connect Leafia to Romancecar」と銘打ち、小田急不動産による分譲戸建住宅「リーフィア」のうち、太陽光発電システム設置物件居住者の自家発電に由来する「環境価値」について、J-クレジット制度を活用、東京電力エナジーパートナーを介し、ロマンスカーをはじめ小田急線運行に関するカーボンオフセットに役立てることを目指す。

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物件購入客は、初期費用0円・月々定額の利用料のみで太陽光発電システム等の利用が可能になることにより、光熱費が抑制されるほか、特典(1ポイント1円に相当する小田急ポイントの進呈等)も付与されるという。

同プロジェクトの第1弾は、2024年8月に販売開始を計画している総戸数15戸の分譲戸建住宅「(仮称)リーフィア新百合ヶ丘」(川崎市麻生区)。
各戸に約4kWの太陽光発電システムを設置することで、2027年度から毎年、年間2万5,500kWh分の「環境価値」を小田急電鉄へ供給する(全15戸の全家庭が同プロジェクトに賛同し、発電分の40
%を家庭で使用する前提での算出)。
今後は、その他の新築分譲戸建て計画や既存の戸建でも順次拡大していく見込みだという。