【ニュース】 京浜急行電鉄、「(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画」の事業化を正式決定、トヨタ自動車と共同でまちづくりを推進 東京都港区

2024.03.25
京浜急行電鉄株式会社(横浜市西区、川俣幸宏社長)は、2024年3月22日に行われた取締役会で、東京都港区高輪3丁目地区(旧シナガワグース敷地)での「(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画」の事業化を正式決定した。

同計画地を含む品川駅西口地区では、2023年6月に独立行政法人都市再生機構(横浜市中区、中島正弘理事長)が施行者として進める「品川駅西口土地区画整理事業」が国土交通大臣より事業計画認可を受け、2024年2月にはURによる仮換地指定が行われている。

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同計画では、国際交流拠点・品川にふさわしい複合施設を目指し、オフィス、商業、ホテル、MICE(カンファレンス・多目的ホール)等の整備を計画。
2025年度の新築工事着工、2029年度の開業を予定している。

また同社は、トヨタ自動車株式会社(愛知県豊田市、佐藤恒治社長)と、当該土地持分の一部譲渡と品川駅西口地区のまちづくり推進のために共同で計画建物を建設・運営することに関する契約を新たに締結。
トヨタ自動車は、2020年4月より同計画に共同事業者として参画しており、今回の土地譲渡と契約により、一層強固なパートナーシップのもと、同計画を推進するとしている。
なお、トヨタ自動車は、同計画建物内オフィスの一部を取得、新たな東京本社として2029年度に開業する予定。

「(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画」の所在地は東京都港区高輪3丁目の一部。
敷地面積は約2万3,600㎡、延床面積は約31万3,100㎡。
階数は地下4階・地上29階。