【ニュース】 mulberry、飲食店「FUNAYA KAJIYA 神慈や」を舟屋が立ち並ぶ伊根町で3月19日にオープン、同町内での飲食店不足解決を目指す 京都府伊根町

2024.03.15
株式会社mulberry(仙台市泉区、梶屋拓朗代表)は、舟屋が立ち並ぶ京都府北部の伊根町で飲食店「FUNAYA KAJIYA 神慈や(ふなやかじや)」を2024年3月19日にオープンする。

同店舗は、ペリー来航4年後の1857年(安政4年)に建てられ、同町が所有する築167年の古民家(旧向井家)をリノベーションした伝統的建造物を活用したもの。
同店舗がある伊根浦は、伝統的建造物保存地区に指定されており、伊根湾に沿って舟屋が多数立ち並び、その独特の景観が国内外の観光客に人気だという。
昨年は、コロナ禍前を上回る約35万人の観光客が同町を来訪、同町内での飲食店不足の問題を解決しようとする同町の公募により、同社が飲食店の運営を担うことになったとしている。

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同店舗では、素泊まりが多い舟屋民宿に宿泊する観光客や地元の人々の利用を想定し、モーニング・ランチ・ディナーの全てに対応。
食材は、目の前の伊根湾で獲れる伊根ブリ・岩ガキ・アオリイカ・アカモクなど旬の魚介類をはじめ、同町で純国産鶏もみじを飼育する「三野養鶏」の卵や鶏肉、地元で栽培する野菜などを使用する。
地産地消を推進することで、農業や漁業をはじめとする一次産業の活性化を促し、雇用や地域振興を生み出すことを目指すという。

屋号は、大河ドラマ「軍師官兵衛」やサッカーJIリーグ京都サンガF.C.のスローガン書を手掛ける京都市在住の書家・祥洲氏に揮毫(きごう)を依頼。
店頭に掲げる暖簾は、京藍染師・松崎陸氏が染めたもので、建物や料理だけではなく、随所で日本の文化や伝統を感じることができるとしている。

「FUNAYA KAJIYA 神慈や(ふなやかじや)」の所在地は京都府与謝郡伊根町平田105。
店舗面積は121.43㎡。
営業時間はモーニングが7時~10時(LO.9時)、ランチが11時~15時(LO.14時30分)、ディナーが17時~22時(LO.21時)。
席数は40席(個室あり、団体40名まで対応可)。
定休日は無し。