【ニュース】 大和ハウス工業とJR貨物、大型マルチテナント型物流施設「DPL千葉レールゲート」を4月1日に着工、「札幌」に続く両社による共同事業第2弾 千葉県千葉市

2024.03.14
大和ハウス工業株式会社(大阪市北区、芳井敬一社長)と日本貨物鉄道株式会社(東京都渋谷区、犬飼新社長)は、大型マルチテナント型物流施設「DPL千葉レールゲート」(千葉市美浜区)を2024年4月1日に着工する。
竣工は2025年9月16日(予定)。

同施設は、「札幌貨物ターミナル駅」(札幌市白石区)構内に立地する「DPL札幌レールゲート」に続く、両社による共同事業第2弾となるもの。
東京都心から約30km圏内に位置する大型マルチテナント型物流施設で、京葉道路「穴川」ICより約3.5km、東関東自動車道「湾岸千葉」ICより約5km、複数の幹線道路にもアクセスしやすく、広域配送にも適した立地だという。

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合わせて同施設は、貨物鉄道輸送の全国ネットワークへのアクセスが可能な京葉臨海鉄道臨海本線「千葉貨物」駅より約9kmに位置するほか、貨物取扱量が全国第2位で、国際拠点港湾に指定されている千葉港の新港地区に位置することに加え、「成田国際空港」より車で約40分と、陸・海・空路の物流インフラが充実しているため、国内だけでなく、海外輸送の拠点としての需要も見込む。

同施設各フロアには、直接アクセスが可能ならせん状のランプウェイ2基(ダブルランプウェイ)を採用、効率的な物流オペレーションを可能とするほか、共用施設には保育施設やコンビニエンスストアなどを設けることで、テナント企業の従業員が働きやすい環境を整備するという。

「DPL千葉レールゲート」の所在地は千葉市美浜区新港32番11他、交通は京葉道路「穴川」ICより約3.5km、東関東自動車道「湾岸千葉」ICより約5km。
敷地面積は4万8,539.02㎡、延床面積は11万3,915.48㎡、賃貸面積は8万8,500.49㎡(最大8テナント、1区画の面積5,922.63㎡から入居可能)。
構造・規模は鉄骨造・耐震構造、地上4階建て。
事業主は千葉貨物施設開発特定目的会社(大和ハウス工業株式会社100%出資特定目的会社)。
着工日は2024年4月1日、竣工日は2025年9月16日(予定)、入居可能日は2025年9月17日(予定)。