【ニュース】 プロロジス、マルチテナント型物流施設「プロロジスパーク北上金ケ崎」を開発、サプライヤーの門前倉庫や「2024年問題」対策需要を見込む 岩手県金ケ崎町

2024.02.16
物流不動産の所有・運営・開発を手掛けるプロロジス(日本本社:東京都千代田区、山田御酒会長)は2024年2月14日、マルチテナント型物流施設「プロロジスパーク北上金ケ崎」(岩手県金ケ崎町)の開発を決定した。

同施設は、東北自動車道「北上金ヶ崎」IC隣接地に位置。
盛岡市までは約60分・仙台市までは約90分・秋田市までは約120分で到着可能で、東北での広域配送に適しているほか、東北新幹線「北上」駅より車で約15分、東北本線「金ケ崎」駅より車で約10分とアクセスしやすいことから、雇用にも有利な立地だという。

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また、周辺10km圏内には3つの工業団地があり、半導体メーカー
、日用雑貨メーカー、自動車メーカーなどが立地。
サプライヤーの門前倉庫(取引先近くに納入品を在庫保管するための倉庫)としての需要も見込む。

さらに、2024年4月以降はトラックドライバーの時間外労働の上限規制が厳格化されることに伴い、東北エリアでは既存の物流ハブとなっている仙台市から北東北等への当日中の往復が困難となるが、同施設は東北エリアの中央に位置し、東北広域を当日中に往復できるため、「2024年問題」対策として新たな在庫拠点の役割を担うことも可能。
災害等におけるBCP(事業継続計画)の観点からも、拠点分散化の必要性が高まっていることから、仙台エリアに次ぐ物流拠点としてのニーズも見込むという。

「プロロジスパーク北上金ケ崎」の所在地は岩手県胆沢郡金ケ崎町六原土井道合、後平地内。
計画敷地面積は約7万8,500㎡、計画延床面積は約5万5,000㎡。
構造・規模は鉄骨造・地上2階建て。
着工予定は2024年6月、竣工予定は2026年1月。