【ニュース】 西日本鉄道、西鉄天神大牟田線で14年ぶりの新駅「桜並木」駅を3月16日に開業、同日に春のダイヤ改正を実施 福岡県福岡市

2024.01.22
西日本鉄道株式会社(福岡市博多区、林田浩一社長)は、西鉄天神大牟田線の新駅「桜並木(さくらなみき)」駅(福岡市博多区)を2024年3月16日に開業、同日に春のダイヤ改正を実施する。

2010年3月開業の西鉄天神大牟田線「紫」駅(福岡県筑紫野市)から14年ぶりの新駅となる「桜並木」駅は、「雑餉隈(ざっしょのくま)」駅~「春日原」駅間に位置し、周辺には住宅地や生活利便施設が多く立地する、住環境に優れた地域だという。
南側にある「桜並木通り」のように、まちのシンボルとして地域の人々に愛され続ける駅づくりを目指すとともに、新駅周辺住民の人々の利便性向上と沿線活性化への寄与を図るとしている。

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開業同日に実施するダイヤ改正では、新型コロナウイルス感染症による行動制限も緩和され、利用状況が回復したことを受け、運行本数を現状より3%(平日)増発。
また、コロナ禍で運行を取り止めていた平日の昼間帯(10時~15時)の特急列車を復活させるほか、「春日原」駅への特急列車の停車、「平尾」駅・「高宮」駅への急行列車の停車(平日朝ラッシュ時間帯の上りのみ)など、利用実態やニーズに見合ったダイヤ編成とする。

また、同ダイヤ改正にあわせ、観光列車「THE RAIL KITCHEN
CHIKUGO」では、沿線地域住民や観光客が利用しやすいよう、平日の運行ルートや運行ダイヤを見直すとともに、沿線地域と連携した施策を実施するという。

西鉄天神大牟田線の新駅「桜並木(さくらなみき)」駅の所在地は福岡市博多区竹丘町3丁目4番1号(「雑餉隈」駅~「春日原」駅間)。
開業日は2024年3月16日。
駅構造は相対式2面2線、駅設備は改札口2か所・エレベーター4基
・エスカレーター8基。
駅舎デザインには、駅周辺エリアに賑わいが創出されることに期待を込め、スタートを想起させる無垢な色「ホワイト」をベースカラーに、「桜の花びら」をアクセントとして取り入れた。