【ニュース】 住友林業、資生堂のブランド「BAUM」が「BAUMひのきの森」で行う植樹活動をサポート、住友林業・資生堂・新居浜市で3者協定を締結 愛媛県新居浜市

2024.01.12
住友林業株式会社(東京都千代田区、光吉敏郎社長)は、株式会社資生堂(東京都中央区、魚谷雅彦会長)のブランド「BAUM(バウム)」が「BAUMひのきの森」(愛媛県新居浜市)で行う植樹活動をサポートする。
活動開始にあたり、住友林業・資生堂・新居浜市(石川勝行市長)の3者は、2024年1月11日に3者協定を締結した。

同ブランドでは、2024年より四国地方のヒノキ原木をチップ化し
、丁寧にエキスを抽出・蒸留した「ひのき水」を同ブランドの主要スキンケア5品に配合。
さらに同ブランド店舗内でヒノキの苗木を育成し、2024年5月下旬からは「BAUMひのきの森」へ植樹する。
住友林業は、植樹活動の他、原材料となるヒノキチップの提供、店頭で育てる苗木の提供・メンテナンス、店頭で育った苗木の育成、植樹した森の管理等で同ブランドの活動をサポートするという。

なお住友林業は、同ブランドが誕生した2020年6月から、「木」に関するノウハウを一元化して提供するトータルコーディネートサービスとして同ブランドの活動に協力。
今回の同取り組みは、2021年より継続している岩手県「BAUMオークの森」に続く植樹サポートの第2弾となる。
「BAUMオークの森」では、パッケージの木製パーツに使用するオーク(ナラ)の苗木を同ブランド店舗内で育成し、毎年600本を植樹しているという。

なお同市は、別子銅山の「銅山備林」経営を原点とする住友林業グループゆかりの地。
住友林業は、別子山市有林の森林整備や「新居浜市SDGs推進企業
」への登録等、同市と様々な関わりがあり、今回の取り組みが実現したとしている。