【ニュース】 NTT都市開発、せんだい都心再構築プロジェクト第1号物件「アーバンネット仙台中央ビル」を竣工、2024年3月中旬にグランドオープン予定 宮城県仙台市

2023.12.11
NTT都市開発株式会社(東京都千代田区、辻上広志社長)はこのほど、「アーバンネット仙台中央ビル」(仙台市青葉区)を竣工した。
グランドオープン予定は2024年3月中旬。

同物件はJR各線「仙台」駅に近接し、東二番丁通に面した都心部の利便性と豊かな緑を感じられるエリアに位置。
エリア最大級で高機能なオフィスフロアや、多様化する働き方に対応したワークプレイスを整備するほか、都心部の新たな賑わいや回遊促進に向けたオープンスペースやテラスを配置、仙台市が進める「せんだい都心再構築プロジェクト」の第1号物件となる。

12111100

同市とNTTグループは、2020年5月に「都心部の活性化に関する連携協定」を締結、相互に連携・協力を進めてきた。
さらに次世代放射光施設の産業利用促進に関する連携協定、スタートアップ拠点形成に関する協定の締結等、同物件を通じ、産官学協働した起業支援、多様なコミュニティの創出等により、同地域活性化・課題解決に寄与するとしている。

同物件のオフィスフロアは、仙台駅西側エリア最大級の1フロア
1,781㎡の整形空間を有し、最小96㎡まで分割可能。
ワーカーズラウンジやテラスを配置、多様な働く場所と時間を提供する。
また、一般財団法人光科学イノベーションセンターと連携し、東北大学・青葉山新キャンパス内で2024年度に運用開始予定の次世代放射光施設「NanoTerasu」の測定用に、分析室・ユニットバス付仮眠室・24時間飲食物が購入できるスマートストアも配置するとしている。

さらに、コミュニティマネージャー常駐のコワーキングスペース、イベント利用可能なカンファレンス施設等、地域に開かれた交流空間も整備。
コワーキングスペースでは、イノベーション創出の場として起業家や学生・一般企業等、様々な人や企業をつなぐ機能の導入やイベント実施により、産官学協働のスタートアップ創出支援の拠点を目指すとしている。
NTT東日本が提供する「スマートイノベーションラボ仙台」とも連携し、AI・IoTを活用した新たなビジネス創出と地域課題の解決にも貢献するという。

「アーバンネット仙台中央ビル」の所在地は仙台市青葉区中央4丁目4番19号、仙台市営地下鉄「仙台」駅より徒歩5分、JR各線「仙台」駅より徒歩9分。
敷地面積は3,073.86㎡、延床面積は4万2,132.77㎡。
構造・規模は鉄骨造・一部鉄筋コンクリート造・免震構造、地上
19階・地下1階。
用途は事務所・店舗・駐車場(120台)。
竣工は2023年11月、開業は2024年3月予定。