【ニュース】 「(仮称)登戸駅前地区第一種市街地再開発事業」が都市計画決定、まちの回遊性を高める歩行者デッキとオープンスペースを整備し駅前拠点機能を強化 神奈川県川崎市

2023.11.29
登戸駅前地区市街地再開発準備組合(川崎市多摩区、井出正文理事長)と事業協力者の東急不動産株式会社(東京都渋谷区、星野浩明社長)・東急株式会社(東京都渋谷区、堀江正博社長)・小田急不動産株式会社(東京都渋谷区、五十嵐秀社長)・小田急電鉄株式会社(東京都新宿区、星野晃司社長)の5者は2023年11月28日、推進中の「(仮称)登戸駅前地区第一種市街地再開発事業」(川崎市多摩区)に関し、川崎市(福田紀彦市長)より都市計画決定の告示が行われたと発表した。

同事業は、同市が施行する「川崎都市計画事業登戸土地区画整理事業」区域内の90街区の一部で、約0.6haの区域を一体的に整備する再開発事業。
計画建物の低層部には賑わいを創出する商業機能、高層部には都市型住宅を整備するほか、駅とまちをつなぐ歩行者デッキや、多世代の多様な利用ニーズに対応したオープンスペースの整備を行うことで、駅前拠点として機能を強化し、まちの魅力向上を図るとしている。

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5者は引き続き、次の段階となる市街地再開発組合設立へ向け事業を推進、登戸・向ヶ丘遊園駅周辺地区の玄関口にふさわしい駅前空間の形成を目指すとしている。

「(仮称)登戸駅前地区第一種市街地再開発事業」の施行地区は川崎市多摩区登戸90街区の一部(川崎都市計画事業登戸土地区画整理事業区域内)。
敷地面積は約5,950㎡、延床面積は約6万3,500㎡。
階数は地上38階・地下2階。
用途は住宅・店舗・駐車場。

今後のスケジュールは、2024年度に市街地再開発組合設立認可予定、2025年度に権利変換計画認可・着工予定、2028年度に竣工予定。