【ニュース】 一級建築士事務所わびすき、余剰建材の廃材リユースショップ「RE:MATERIAL」をオープン、12月1日より「廃材クリスマス」企画を実施 兵庫県稲美町

2023.11.16
一級建築士事務所わびすき(兵庫県明石市、奥田智恵子代表)は、建築業界で余剰建材が廃材となる問題を受け、廃材リユースショップ「RE:MATERIAL(リマテリアル)」(兵庫県稲美町)を2023年10月31日にオープンした。
2023年12月1日より、「廃材クリスマス」企画を実施する。

余剰建材とは、建物を建てた後に余る建材のことで、再利用できないものは新品のまま廃材になり、国土交通省によると、建築資材の廃棄量は年間7,440万トンで東京ドーム約1,454個分、最終処分量も212万トンで東京ドーム約41.6個分にもなり、全産業中ワースト1位となっているという。

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同ショップは、この余剰建材問題の解消を目的に同事務所がオープンしたもの。
空き家になっていた古民家を買い取り、全面改装した。

余剰建材は、提携している工務店などから提供されたもので、基本的にはホームセンターの市販価格より30~50%ほどの安価で販売する。
内訳は、各種木材、石材、タイル、ガラス材、マット材、壁紙、照明器具など様々で、DIYやリフォームに利用したいという一般消費者も入手可能。
また同ショップでは、廃材を使用した一輪挿しや、壁紙で作った現代アート作品など、廃材のクリエイティブリユース商品も販売するという。

2023年12月1日~24日に実施する「廃材クリスマス」では、誰でも一つ100円で買える廃材オーナメントをみんなでクリスマスツリーに飾り、集まった売上金でこども食堂にクリスマスケーキを贈る企画などを行う。
2023年12月9日・10日には、廃材で作るクリエイティブリユースのワークショップも開催されるとしている。

廃材リユースショップ「RE:MATERIAL(リマテリアル)」の所在地は兵庫県加古郡稲美町草谷1056-29、交通はJR山陽本線「土山」駅より神姫バス母里行きで「野谷」バス停下車後徒歩16分。
営業時間は10時30分~17時。
休業日は毎週月曜日(年末年始・臨時休業日を除く)。