【ニュース】 粟島浦村、「JRE MALL ふるさと納税」で同村のページを10月11日にオープン、返礼品には限定で「島民証明証」をNFTで発行 新潟県粟島浦村

2023.10.06
「デジタル田園都市国家構想交付金」事業を推進する新潟県粟島浦村(脇川善行村長)は、新しい取組みとして、ふるさと納税公式サイト「JRE MALL ふるさと納税」(運営:JR東日本グループ)に同村のページを2023年10月11日にオープン、NFT アートによるNFT 島民証明証・NFT 共有証明証発行の受付を開始する。
ふるさと納税の寄附金は、主に「教育」と「子育て」に活用するとしている。

同村は、新潟県の北部、日本海に浮かぶ周囲23kmの小さな島「粟島」の自治体。
現在住民は325人で、冬季は悪天候による船の欠航が多く、無医村で、高齢化も進み、人口減による人材不足、財政難の問題などに直面している。
一方、見渡す限り大自然が広がり、のどかな風景と島民のやさしい人柄でリピーターも多いという。

「粟島デジタル島民(NFT アート)」返礼品では、「島民証明証
」に同島に描かれた壁画作品を採用、NFTで発行することにより「唯一無二」の同島島民としての証明となり、「島民お祝い品」として同島でしか手に入らない「粟島お魚セット」または「粟島日本酒・焼酎セット」を進呈する。
同デジタル島民には、未来を決める「投票権」も与え、粟島アプリ「しらせあい」により、同島で行いたいことを投票形式で問いかけるほか、ふるさと納税の寄附金を活用して実施する同島の未来に向けた意見を募集するという。
あわせて、同島のイベント案内も不定期で行うとしている。

寄附受付開始日は2023年10月11日。