【ニュース】 西日本鉄道など、西鉄天神大牟田線で貨客混載事業の実証実験を実施、德永農園で当日朝に収穫した野菜を西鉄福岡駅直結のスーパーで販売 福岡県大牟田市

2023.09.22
西日本鉄道株式会社(福岡市博多区、林田浩一社長)は、株式会社西鉄ストア(福岡県筑紫野市、秋澤壮一社長)・德永農園(福岡県大牟田市、運営:株式会社NEW NORMAL、德永紘一社長)と連携し、西鉄天神大牟田線での貨客混載事業の実証実験を2023年9月21日に実施した。
同実証実験は、9月28日にも実施する。

同実証実験は、西日本鉄道の鉄道事業本部、物流の労働規制等の課題に直面する西鉄ストア、販路の新規拡大を模索する德永農園の3者の思いが合致し、実施に至ったもの。
西鉄列車を活用した貨客混載は、昨年夏、今夏に続き3例目となる。

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今回は、当日朝に収穫した野菜を西鉄天神大牟田線「大牟田」駅に停車中の急行列車に積載し、「西鉄福岡(天神)」駅まで輸送する。
到着後は、同駅直結のスーパーマーケット「レガネット天神店」(ソラリアステージ地下2階)内特設ブースで店頭販売を行う。

大牟田市内~福岡市内を列車で輸送することで、トラック等による輸送と比べ、輸送時間が約半分の時間に短縮され、より新鮮な野菜を消費者に届けることができるほか、環境負荷低減や物流2024年問題への対応にも貢献できるとしている。

同実証実験を通じ、効果検証を行いながら、将来的な事業化を目指す。

西鉄天神大牟田線での貨客混載事業の実証実験の実施日は2023年9月21日・28日。
対象列車は西鉄天神大牟田線「大牟田」駅10時28分発「西鉄福岡(天神)」行き急行列車(6両編成)。
販売場所は「レガネット天神店」内特設ブース(福岡市中央区天神2丁目)。
対象品目はじゃがいも、空心菜、にんにく(3品目計約20km)。
税込販売価格は200~300円(鮮度・品質により変動)。