【ニュース】 みちのりホールディングス傘下の会津バス、丸峰観光ホテルの民事再生手続きに伴うスポンサー支援で基本合意書を締結 福島県会津若松市

2023.07.26
会津乗合自動車株式会社(会津バス、福島県会津若松市、佐藤俊材代表)は、芦ノ牧温泉(福島県会津若松市)で代表的老舗ホテルを所有する株式会社丸峰観光ホテル(福島県会津若松市、星保洋代表)の民事再生手続きに伴うスポンサー支援について基本合意書を締結した。

丸峰観光ホテルは、1960年に開業し、本館・別館・離れの3館で構成、大会食場やコンベンションホールを備えた芦ノ牧温泉地区でも最大規模を誇るホテル。
東日本大震災の原発事故による風評被害が長引いたことに加え、
2020年以降はコロナウィルス感染拡大の影響を受け、自力再生が困難となったことから、2023年2月27日に福島地方裁判所会津若松支部に民事再生法手続きの申立てを行っている。

今回、会津バスと、親会社の株式会社みちのりホールディングス(東京都千代田区、松本順代表)は、丸峰観光ホテルのスポンサーとして指名され、2023年7月14日付で同基本合意書を締結。
今後は、スポンサー契約の締結を2023年8月末頃に予定しているという。

会津バスは、民事再生計画の成立を前提に、既存株主が保有する全株式を無償で取得し消却したうえで、第三者割当の方法により、募集株式の全てを会津バスに割り当て、会津バスが全てを払い込む、いわゆる100%減増資スキームの形にて出資を行い、事業の再生を目指す。

会津バスは、会津地区で路線バス・高速バス・貸切バス・タクシー・旅行事業・人材派遣事業・売店事業を営んでおり、芦ノ牧地区にも路線バスを運行している。
これらの経営資源を生かし、同ホテルと周辺観光地との周遊ルートや旅行商品の造成など、交通と宿泊との連携、着地系商品の開発、地域との調整に努め、会津経済に好循環を生み出す仕組みを構築するという。

ホテルの運営は、実績のある株式会社みちのりホテルズに委託。
みちのりホテルズは、既に岩手県・新潟県でホテル・旅館の運営を担っており、国内外の顧客から定評を得ているとしている。