【ニュース】 阪急阪神不動産、今後着工する全ての分譲マンション「ジオ」で共用部の化粧材等に国産木材を活用し、木質化を推進 大阪府大阪市

2023.06.30
阪急阪神不動産株式会社(大阪市北区、諸冨隆一社長)は、今後着工する全ての分譲マンション「ジオ」で、共用部の化粧材等に国産木材を活用し、木質化を推進する。
国産木材を積極的に活用することで、森林が持つ水源かん養機能の向上や二酸化炭素吸収機能の向上、生物多様性の保全の効果が期待できるという。

また、共用部の化粧材に使用する木材については、原則として地産地消とすることで、地域の森林環境保全にも寄与するとしいている。

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同社ではこれまでも、「ジオ西宮北口ザ・ソフィア(兵庫県西宮市、2018年竣工)」のエントランスに六甲山の間伐材を使用しているほか、「ジオ明石本町(兵庫県明石市)」では共用部のブックラウンジの壁面の棚・ビッグテーブル・椅子・ソファ等に兵庫県産の木材を採用。
また、「ジオ江坂垂水町(大阪府吹田市)」「ジオ甲子園口 二見町(兵庫県西宮市)」等でも、共用部の壁面や家具、外部の軒裏天井等に国産木材を採用する予定としている。

なお同社では、国産木材の活用のほかに、2022年から社員教育の一環として、分譲マンション「ジオ」を企画・販売する従業員等を対象にした森林ボランティア体験研修を実施しているほか、神戸市が生物多様性保全のシンボル拠点として整備している「キーナの森」で間伐体験や木材コーディネーターによる森林保全のワークショップなども実施しているという。