【ニュース】 三井不動産、新たな服のサイクルを生み出す拠点「KISARAZU CONCEPT STORE」を6月8日に開設、ファッション業界の課題解決に向けた取り組みを開始 千葉県木更津市

2023.05.18
三井不動産株式会社(東京都中央区、植田俊社長)は、新たな服のサイクルを生み出す拠点「KISARAZU CONCEPT STORE(木更津コンセプトストア)」(千葉県木更津市)を2023年6月8日に開設する。

ファッション業界では、余剰在庫の削減や、環境負荷の少ないサプライチェーンの構築といった課題に対し、多くのブランドや団体が様々な取り組みを行なっており、同社でも、国内外で商業施設を多数開発・運営する企業として、パートナーとともにこれらの課題解決に取り組む。

同拠点では、これまでの商流では消費者に届けられなかった規格外品や倉庫に眠るデッドストック品等に光を当てるほか、新素材やアップサイクルといった新しいものづくりも紹介、ファッション業界の未来を考えると同時に、新たな買い物体験を提案し、来店客が買い物を楽しむことを通じて、新たなサイクルを体感・体験できる場を目指す。

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また、衣類を土壌や環境負荷の少ない燃料などにリサイクルする取り組みの推進や、その技術研究を行なう企業や団体の活動を支援することを通じ、持続可能な社会の実現にも貢献。

さらに、ブランド、消費者、新たな技術開発や研究を行なっている企業やアカデミア、団体が参加し、それぞれを双方向につなぐ場を提供、この場を起点として、情報発信や企業支援の循環を創出するとしている。

同拠点での特徴的な例は、クレサヴァ株式会社による、衣服から農園を作る「CIRCULAR FARM」。
近畿大学と文化学園大学による、衣服から次世代再生可能エネルギーを創る研究活動。
株式会社クラダシと株式会社フーズクリエーションによる、「もったいない食材」を活用した「THE OPEN CAFE」。
どんどん試着して楽しむ「FITTING STUDIO」。
さまざまなブランドの取り組みやアイテムを紹介する「POP UP
STAGE」。

なお同拠点では、入場料が活動の応援につながる参加型の仕組みも構築するという。

「KISARAZU CONCEPT STORE(木更津コンセプトストア)」の所在地は千葉県木更津市金田東2丁目9番1(「三井アウトレットパーク木更津」隣地、交通はJR内房線「袖ヶ浦」駅よりバスで約
10分。
敷地面積は約7,300㎡、延床面積は約3,000㎡、店舗面積は約
2,460㎡。
構造・規模はS造・地上2階建。
営業時間は10時~20時(最終入場19時30分、営業時間は変更となる場合あり)。
入場料は300円(中学生以下無料)。