2023.05.12
体験事業・飲食事業・クリエイティブ事業などを手掛ける株式会社BAKERU（東京都渋谷区、小林肇代表）はこのほど、高齢者向けコミュニティハウス「ノビシロハウス」の企画・運営を手掛ける株式会社ノビシロ（神奈川県藤沢市、鮎川沙代代表）の発行済株式を全株取得した。

ノビシロハウスは、「高齢になるとお金があっても家が借りられない」という社会課題を解決するため、ノビシロが「最後まで暮らせる賃貸住宅」を提供することで、人と人、人と地域をつなげ、最後まで安心して暮らせる街のインフラとなることを目指した高齢者向け住宅事業。
ノビシロでは現在、第1号事例となる、訪問診療クリニックやコミュニティカフェなどを併設した「ノビシロハウス亀井野」（神奈川県藤沢市）を企画・運営している。

ノビシロハウスの特徴は、高齢者に加え、若者が安価な家賃で入居できる代わりに高齢者の見守り役を担う「ソーシャルワーカー入居制度」をとっている点。
月1回の入居者お茶会など、多世代コミュニティとして運営しているという。

今後は、BAKERUグループ全体での相乗効果を活かしつつ、現状の1棟単位でのフルモデルユニット開発や見守りIoT開発の強化していくと共に、個室単位でのサブリース事業にも着手、誰もが住む場所や暮らし方を選べ、誰もが何歳でも「伸び伸び」と暮らせる世界を目指すとしている。

「ノビシロハウス亀井野」の所在地は神奈川県藤沢市亀井野
4-5-9。