【ニュース】 山梨県、「富士五湖自然首都圏フォーラム」を設立、産官学労社広民による協働組織体で富士五湖地域に自然首都圏の創出を目指す 山梨県甲府市

2022.12.23
山梨県(長崎幸太郎知事)は、富士山の「世界文化遺産登録10周年」を契機に、「富士五湖地域」を新たな時代に求められる「自然首都圏」へと発展させていくことを目指し、産官学労社広民の協働組織体「富士五湖自然首都圏フォーラム」を設立する。
2022年12月22日、都道府県会館(東京都千代田区)で記者発表会を実施した。

同フォーラムでは、産業界・民間企業、政治・行政、大学・教育機関・研究機関、労働組合、社会貢献団体・NPO・社会起業家、メディア、国民・県民のあらゆるステークホルダーの参加を募る。
今後、新たに立ち上げた専用ウェブサイトを通じ、フォーラムへの参加募集、参画企業・組織の紹介や、フォーラムの取り組みについての発信を行う予定だという。

「自然首都圏」のコンセプトは、豊かな自然、恵まれた自然の中で生活し、日々、余暇を楽しみながら、同時に、リモートワークを活用し、首都圏の民間企業や公的組織で働くことのできる、また、個人として働くことのできる「新たなワーク・ライフスタイル」を実現する地域。

同県では、2020年5月より「やまなし自然首都圏構想研究会」を開催。
ウィズ/ポスト・コロナの時代に対応した、首都と地方の新しい関係性を大きなテーマとし、今後の生活、経済、文化、教育などすべてを変えるNew Normalとして、山梨がどういう価値を提供でき、どう実現するのか研究するため、有識者から幅広く意見を聴取してきたという。