【ニュース】 つぎとと志布志市、「歴史的資源を活用した観光まちづくりの推進に関する連携協定」を締結 鹿児島県志布志市

2022.12.20
歴史的建築の設計監理などを手掛ける株式会社つぎと(大阪府貝塚市、小田切俊彦代表)は2022年12月19日、志布志市(下平晴行市長)と「歴史的資源を活用した観光まちづくりの推進に関する連携協定」を締結した。
同協定は、両者の連携・協力のもと、同市による歴史的資源を活用した観光まちづくりを推進する事業活動等の支援を目的としたもの。

同市は鹿児島県の最東部に位置する港町で、現在でも志布志港(国指定の重要港湾)には国内外へ複数の航路が設けられている。
市内には、国の重要伝統的建造物群保存地区「志布志麓」、中世に築かれた山城「志布志城」跡などが今なお残っているという。

つぎとは今後、同協定に沿って地域の現状と課題を理解し、地域資源の保存活用、同市が掲げる「地域を担う創発人材」の育成、土地に根付いた生業の形成により、地域を主体とした観光や交流を促すとともに、地域創生と暮らしや文化の継承の実現も目指す。

同協定による連携事項は、「歴史的資源を活用した観光振興及び地域活性化事業の推進に関すること」「歴史的資源の活用や観光関連事業に積極的に取り組む事業者に対する支援に関すること」「歴史的資源を活用した観光振興及びまちづくり計画の策定・事業推進に関すること」「事業に関する必要に応じた情報発信への協力に関すること」「その他第1条の目的に資する地域の活性化に関すること」の5項目。