【ニュース】 江ノ島電鉄グループなど、鎌倉と江ノ島を結ぶシャトルバスの実証実験を12月16日~25日に実施、新たな観光スタイルの定着と交通渋滞等の地域課題解決を目指す 神奈川県藤沢市

2022.12.08
株式会社江ノ電バス(神奈川県藤沢市、飯塚周次社長)と江ノ島電鉄株式会社(神奈川県藤沢市、楢井進社長)は、2022年12月16日~25日の期間、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で盛り上がりを見せる鎌倉と、関東3大イルミネーションのひとつ「湘南の宝石
」が開催中の江の島島内を結ぶシャトルバス「R134BUS」の実証実験を実施する。

同事業は観光庁「地域一体となった観光地の再生・観光サービスの高付加価値化推進事業」(交通連携型)の補助事業を活用して実施するもの。
国道134号線を活用した新たな観光スタイルの定着と、公共交通利用促進による交通渋滞等の地域課題解決を目指し、「湘南MaaSプロジェクト」の一環として実施するという。

同シャトルバス実証実験では、楽しさとして、バス車高から見る海岸線の風景や車内サービスによる新たな観光体験、自家用車以外での国道134号線ドライブ体験による新たな観光コンテンツ、バス車内での湘南やクリスマス・冬の季節にちなんだ音楽の鑑賞などの場を提供。
利便性として、オンライン座席システム「mixwayBooking」を導入し、「座って移動」の安心感を事前提供するほか、鎌倉~江の島島内のアクセス向上、徒歩移動軽減によるバリアフリー向上、鎌倉~江の島島内間1日2往復の設定による乗客のニーズに応じた運行を目指す。
また地域回遊として、シェアサイクリング「HELLO CYCLING」のクーポン提供による、環境に優しい観光体験と、観光目的地へのラストワンマイルも提供するという。

「R134BUS~鎌倉⇔国道134号線⇔江の島~シャトルバス実証実験」の主催は株式会社江ノ電バス。
協力会社は株式会社ヴァル研究所、OpenStreet株式会社、鎌倉プリンスホテル、鎌倉パークホテル、江ノ電エリアサービス株式会社、江ノ島電鉄株式会社。
運行期間は2022年12月16日~25日(12月5日より受付開始)。
参加費用(運賃)は無料(アンケート記入に要協力)。
特典はシェアサイクルの1時間無料クーポン、江ノ電エリアサービスのグッズショップで使用できる10%割引クーポン、江の島島内の指定飲食店で使用できる10%割引クーポンなど。
各便の乗車定員は40名。