【ニュース】 名古屋鉄道、「認知症」への取り組みを推進、「認知症サポーター」を継続的に養成し啓発パンフレットを配布 愛知県名古屋市

2022.09.29
名古屋鉄道株式会社(名古屋市中村区、髙﨑裕樹社長)は、「地域価値の向上」に向け、社会課題となっている「認知症」への取り組みを推進する。

具体的な取り組みとしては、「認知症サポーター」を継続的に養成し、同社主要各駅に配置するほか、啓発パンフレットの配布などを実施。
また、「あいち認知症パートナー宣言」を策定、「あいち認知症パートナー企業」への登録を2022年8月18日に行っているという。

「あいち認知症パートナー企業」とは、愛知県とともに、「認知症に理解の深いまちづくり」の実現に「じぶんごと」として取り組み、その取組内容を宣言し広く公表する企業。

「認知症サポーター」の養成にあたっては、名古屋市の総合病院として唯一「認知症疾患医療センター」を設置する名鉄病院、名古屋市認知症相談支援センター、名古屋市各区のいきいき支援センターと連携し、同社従業員向けに「認知症サポーター養成講座」を年間8回程度実施する。
同講座は、日常生活や駅での対応など、実際の業務を想定した講義とワークショップで構成し、継続的に実施することで、約1,400名の駅係員と約600名の車掌全員を「認知症サポーター」に養成する計画だという。