【ニュース】 竹田市観光ツーリズム協会、遠隔接客サービス「RURA」を導入、市内2ヵ所に無人のオンライン観光案内所を増設 大分県竹田市

2022.09.27
竹田市観光ツーリズム協会(大分県竹田市、工藤厚憲会長)はこのほど、タイムリープ株式会社(東京都千代田区、望月亮輔代表)が開発・提供する遠隔接客サービス「RURA(ルーラ)」を導入した。

これにより、竹田市の中でも来客の多い観光施設「ガンジー牧場(久住高原)」と、これまで観光案内所の無かった荻地区にある「荻の里温泉(荻町)」の2ヶ所にRURAを設置し、無人のオンライン観光案内所を増設。
遠隔地から案内をできるようにすることで、既存スタッフの力を最大限に活用し、感染症対策、案内所の増設、効率的な運営を実現するという。

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竹田市の久住高原は、元々観光客が多いエリアだったが、そこから荻や竹田市街地といった別のエリアまで足を伸ばして回遊してもらうことが少なく、偏りが発生していたという。
そこで同協会では、遠隔地から複数の拠点にオンラインで接客ができる形を実現する「オンライン観光案内所」を検討。
ツールを探す中で、「少人数で複数拠点の接客が可能」「画面共有や資料をうつしながらの案内が可能」などの機能がオンライン観光案内所の構想とマッチしたため、RURAの導入を決定した。

RURAでは、待機画面を通じ、2ヶ所のオンライン観光案内所の様子を同時にモニタリングすることが可能。
RURAの前に来客があった際にはセンサーが検知し、スタッフに通知され、来客に気がついたスタッフから声かけを行う。
また、案内所のモニターの横には呼び出しボタンも設置してあり、来客者側からスタッフを呼び出すことも可能だという。