【ニュース】 NTT都市開発、「元新道小学校跡地活用計画」でシンガポールのカペラホテルグループとホテル運営委託契約を締結、ホテル名称を「カペラ京都」に決定 京都府京都市

2022.07.06
NTT都市開発株式会社(東京都千代田区、辻上広志社長)はこのほど、開発中の「元新道小学校跡地活用計画」(京都市東山区)で、カペラホテルグループ(シンガポール、クリスティアーノ・リナルディ社長)とホテル運営委託契約を締結、ホテルブランドを「カペラホテルズ&リゾーツ」、ホテル名称を「カペラ京都」に決定した。
カペラホテルグループとしては日本初進出となる。
開業は2025年夏の予定。

同プロジェクトは、京都市・新道自治連合会・東山女子学園と同社が連携し、元新道小学校跡地でホテルの新設、近接する宮川町歌舞練場、地域施設の建て替えを行うもの。
ホテル・歌舞練場・地域施設の一体開発やNTTグループのICT活用を通じ、地域の人々が守り続けてきた街の記憶を継承し、新たな共存価値の創造による、地域の賑わい創出を目指す。

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「カペラホテルズ&リゾーツ」は、シンガポール・バンコク・ハノイ・ウブド(バリ島)、上海・海南島で事業を展開するホテルブランド。
「伝統を守り、革新性を追求する」をブランドコンセプトとし、今後は、モルディブ・シドニー・韓国がそのラインナップに加わる予定としている。

「カペラ京都」は、1869年(明治2年)に地域の人々によって設立後、100年以上愛されてきた新道小学校の跡地に建設。
周辺には清水寺・八坂神社・建仁寺・鴨川など世界有数の観光資源が集積、京都五花街のひとつ・宮川町の芸妓・舞妓が伝統伎芸を磨き、発表する場「宮川町歌舞練場」に近接している。
建物は地上4階・地下2階建てで、スイートルームを含む92の客室のほか、レストラン・宴会場・スパを完備、カペラホテルグループのフラグシップホテルとして、世界最上級のホスピタリティを提供するという。

「カペラ京都」の所在地は京都市東山区大和大路通四条下る四丁目小松町130番・125番1、京都市東山区新道通団栗下る二丁目下柳町165番、交通は京阪本線「祇園四条」駅より徒歩4分、阪急京都線「京都河原町」駅より徒歩8分。
敷地面積は約4,014㎡(一部地域施設を含む)、延床面積は約1万5,729㎡(地域施設218㎡を含む)。
構造・規模は地上4階・地下2階(一部地域施設を含む)。
ホテル客室は92室(予定)。
開業は2025年夏(予定)。