【ニュース】 NTTアノードエナジーなど、木質廃棄物・未利用木材等を使用する木質バイオマス発電事業に参画、発電量の約75%は非FIT電力 奈良県生駒市

2022.06.30
NTTアノードエナジー株式会社(東京都千代田区、岸本照之社長
)・住友林業株式会社(東京都千代田区、光吉敏郎社長)・株式会社長谷工コーポレーション(東京都港区、池上一夫社長)・東京センチュリー株式会社(東京都千代田区、馬場高一社長)・フォレストエナジー株式会社(東京都品川区、沼真吾社長)・株式会社モリショウ(大分県日田市、森山和浩社長)の6社は、TJグループホールディングス株式会社(大阪府大東市、東野隼士社長)が生駒市で行う木質バイオマス発電事業「いこまプロジェクト」に参画する。

同事業は、年間約10万トンの木質燃料を使用する発電所を建設・運営する事業。
発電燃料には、近畿地域で発生する木質廃棄物・未利用木材等を使用し、近畿地方の需要家への発電燃料を含めた地産地消電力の供給が可能となる。

また、発電量の約75%はFIT制度(再生可能エネルギー固定価格買取制度)に頼らない非FIT電力としてカーボンゼロの電気を提供、カーボンゼロのまちづくりに寄与することが可能になるという。

「いこまプロジェクト」の運営会社は株式会社BPSいこま。
事業地は奈良県生駒市北田原町55番2他。
匿名組合出資者はNTTアノードエナジー・住友林業・長谷工コーポレーション・東京センチュリー・フォレストエナジー・モリショウ、株式出資者はTJグループホールディングス。
発電規模は9,980kW(住友重機械工業株式会社製、BFBボイラを採用)、年間想定発電量約8,100万kWh(一般家庭約2万世帯の年間使用電力量に相当)。
商業運転開始は2025年4月(予定)。
総事業費は約70億円。