【ニュース】 東京建物など4社、「アイランドシティ」でマルチテナント型物流施設の開発用地を共同で取得、2024年1月に施設竣工予定 福岡県福岡市

2022.06.02
東京建物株式会社(東京都中央区、野村均社長)・東急不動産株式会社(東京都渋谷区、岡田正志社長)・株式会社西日本新聞社(福岡市中央区、柴田建哉社長)・丸紅株式会社(東京都千代田区、柿木真澄社長)の4社は、博多湾に建設された人工島「アイランドシティ」(福岡市東区)でマルチテナント型物流施設の開発用地を共同で取得した。

同用地は、2021年度の福岡市によるアイランドシティ港湾関連用地の分譲公募により取得したもの。
今後は、「(仮称)T-LOGI 福岡アイランドシティ」として、東京建物を中心とした4社によるジョイントベンチャーで開発、2022年7月の着工、2024年1月の施設竣工を目指す。

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同用地は、福岡高速6号線「アイランドシティ」出入口から約1.4
kmに位置し、巨大消費地・福岡市内への近距離配送や、九州全域への広域配送拠点、本州と九州を繋ぐ配送の拠点として優れた立地だという。
加えて、アイランドシティが位置する博多港は、東南アジアを始めとする海外の主要貿易港や沖縄県那覇港とのアクセスに優れ、国内外の貨物が集まる一大貨物集積地。
今後も国際物流拠点として港湾機能が強化され、日本各地と世界を繋ぐ港として発展が期待されている。

施設は6階建てのダブルランプウェイ型(トラックが倉庫内に直接乗り入れ可能な走路を上り専用と下り専用でそれぞれ設置)で、各階接車(5・6階のみメゾネット利用)が可能。
最小区画面積約1,500坪~(予定)と、多様なニーズに対応できる施設設計としている。
また、施設には太陽光パネルを設置するなど、環境配慮に向けた取り組みも行う予定だという。

「(仮称)T-LOGI 福岡アイランドシティ」の所在地は福岡市東区みなと香椎3丁目29番11,30番4,32番4(地番)、交通は福岡高速6号線「アイランドシティ」出入口より約1.4km、西鉄バス「ベジフルスタジアム前」バス停より約1.3km。
敷地面積は約1万1,890坪(予定)、延床面積は約4万4,500坪(予定)。
建物は地上6階(予定)。
形状予定はダブルランプウェイ型(片面バース)。
着工は2022年7月(予定)、竣工は2024年1月(予定)。