【ニュース】 大塚オーミ陶業など、やきものによる高精細レプリカを活用した授業を甲賀市立雲井小学校の6年生を対象に実施 滋賀県甲賀市

2022.05.30
大塚ホールディングス傘下の大塚オーミ陶業株式会社(大阪市中央区、大杉栄嗣社長)は、滋賀県立陶芸の森内で活動する「世界にひとつの宝物づくり実行委員会」(滋賀県甲賀市)と共同で、2022年6月3日、やきものによる高精細レプリカを活用した授業を、甲賀市立雲井小学校の6年生を対象に実施する。

同実行委員会は、陶芸の森とともに、「土」という素材を使用し、モノづくりの喜びや感動、本物の芸術を体感できる教育プログラム「つちっこプログラム」を子どもたちに提供しており、甲賀市内の陶芸家なども参加。
甲賀市・信楽町内に工場を持つ同社も同事業に協賛しているという。

今回の共同授業は、陶芸の森で2022年6月8日に開催される同実行委員会主催の教育プログラム「やきもの(土器)制作体験 世界にひとつの令和土器をつくろう!」の事前授業として開催されるもの。
陶芸家・宮本ルリ子氏による縄文土器の解説に続き、同社の大杉栄嗣社長が、笹山遺跡から出土し国宝に指定されている火焔型土器の高精細レプリカなどを教材として持ち込み、縄文人の暮らしや土器がどのように作られたのか、子どもたちと一緒に想像するという。
高精細レプリカは色やかたち、重さまで本物と同じように作られていることから、授業で活用できるリアルな教材として子どもたちの興味をひくとみている。

導入(事前)授業の実施日時は2022年6月3日の13時30分~14時15分。
実施場所は甲賀市立雲井小学校。

来園制作(やきもの制作体験)の実施日時は2022年6月8日の9時10分~11時10分。
実施場所は滋賀県立陶芸の森 創作室(信楽産業展示館内)。