【ニュース】 ATOMicaと九州工業大学、休眠状態の体育館を活用し「GYMLABO」の運用を開始、産学官「交わり」の形成拠点 福岡県北九州市

2022.05.27
株式会社ATOMica(宮崎県宮崎市、赤沼百生代表)は、国立大学法人九州工業大学(北九州市戸畑区、三谷康範学長)と連携し、「歴史の継承と新しい技術・交わりの形成拠点」となる「GYMLABO(ジムラボ)」の運用を開始、5月26日に同大学戸畑キャンパス(北九州市戸畑区)内の「GYMLABO」で開所式を開催した。

同ラボは、休眠状態だった体育館の利活用計画と結合し、同大学を起点に産学官一体となったオープンイノベーションを目指す施設。
創立110周年記念事業として2019年度から計画がスタートした体育館再生プロジェクトでは、長期間にわたり休眠していた体育館を同ラボとして再生するため、大胆なリノベーションを施し、2022年3月に竣工している。

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同ラボは、インスピレーションの交わり、関わりの交わり、共創ごとの交わりの3ステップによる、学内で生み出された人材・技術・設備、多様なステークホルダーとの有機的な交わりの形成拠点として機能。

運用は、ソーシャルコワーキングスタートアップのATOMicaと連携し、コミュニティの活性化を行う。
同ラボ内にコミュニティスタッフを派遣、利用者間の交流を促すと共に、入退館を管理するアプリを通じ、利用者との対話ログをデータベース上に記録することでリアルでもオンライン上でも繋がれる利用体験を実現するという。

「GYMLABO(ジムラボ)」の総面積は1,892㎡。
施設内容は常時60名が利用出来る開放的なコワーキングエリア(イベント開催時は200名以上収容可能)、企業向けシェアオフィス(3室)、セミナールーム(45名用1室・30名用1室)、カンファレンスルーム(6室)、WEB会議ブース(3室)、その他展示スペース、カフェスペースなど。