【ニュース】 多摩大学・小田急電鉄・小田急不動産が連携協定を締結、小田急沿線の社会課題解決に向けて連携 東京都多摩市

2022.04.18
多摩大学(東京都多摩市、寺島実郎学長)・小田急電鉄株式会社(東京都新宿区、星野晃司社長)・小田急不動産株式会社(東京都渋谷区、五十嵐秀社長)の3者は4月14日、連携協力に関する基本協定を締結した。

多摩大学には「多摩キャンパス」と「湘南キャンパス」があり、小田急沿線のキャンパスで2,000名を超える学生が学んでいる。
小田急多摩線「小田急永山」駅を最寄り駅とする「多摩キャンパス」があるエリアでは、少子高齢化によるコミュニティーの希薄化や、多摩ニュータウンを始めとした団地の再生、丘陵地に点在する交通不便地域の解消など、多様な社会課題を有しているという。
3者は同協定に基づき、連携・協力し、これらの社会課題の解決や共創による価値創造のための活動を推進するとしている。

小田急不動産は、小田急多摩線「栗平」駅前で2019年3月にコミュニティー施設「CAFÉ&SPACE L.D.K.」を開業、コミュニティーカフェを中心に、多目的に利用可能なレンタルスペースやワークスペースを提供してきた。
今後は同協定を通じ、同施設を拠点に、地域のこどもを対象とした知的好奇心や思考力を育むスクール「マチカドこども大学(仮称)」を連携して運営する。

また、小田急電鉄では、2021年12月に地域の未来を考えるプレーヤーの情報発信・共創のきっかけの場としてオンラインピッチ
「Odakyu Innovation Week」を開催。
新たに産学連携によるシンポジウム「Odakyu Innovation Roots(仮称)」を実施することで、小田急沿線でのイノベーティブな取り組みを加速させるという。