【ニュース】 サンケイビルと東急不動産、民泊新法を活用した新築ホテル「(仮称)箱根仙石原ホテルコンドミニアム・ホテルレジデンス」を開発 神奈川県箱根町

2022.04.11
株式会社サンケイビル(東京都千代田区、飯島一暢社長)と東急不動産株式会社(東京都渋谷区、岡田正志社長)は、新築ホテル「(仮称)箱根仙石原ホテルコンドミニアム・ホテルレジデンス」(神奈川県箱根町)の開発に着手する。
一般販売は2022年6月初旬の予定。

このうち「ホテルコンドミニアム」は、オーナーが所有する1室を運営会社との賃貸借契約に基づき賃貸するもの。
オーナーは、自身が利用しない日を所定の手続きに従って運営会社に客室として提供、運営会社は提供のあった客室を一般利用客へ販売する。
オーナーは年間100日を上限にオーナー特別料金で自己利用が可能。

一方、「ホテルレジデンス」は、2018年6月に施行された住宅宿泊事業法に基づき、企画開発するもの。
オーナー(購入者)はラグジュアリーホテルの1室を所有し、運営会社と賃貸借契約を締結、自身が利用しない年間180日を客室提供することで賃料収入を得るとスキームとしている。

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各居室は、浴室・キッチン・洗濯機(ホテルレジデンスのみ)を完備、長期滞在にも対応するスイートルームプランとし、広さは約
50㎡台~80㎡台、最大4~6名宿泊可能なゆとりのあるルームプランとした。

同事業は、1969年に「箱根彫刻の森美術館」を開設して以来、国内初の野外美術館として長く箱根観光の一翼を担ってきたフジサンケイグループのサンケイビルと、国内有数の会員制リゾート「東急ハーヴェストクラブ」を展開する東急不動産が共同で取り組むという。

「(仮称)箱根仙石原ホテルコンドミニアム・ホテルレジデンス」の所在地は神奈川県足柄下郡箱根町仙石原29-1他、交通は箱根登山バス「仙石原小学校前」バス停下車後徒歩1分。
敷地面積は約6,746㎡、延床面積は約6,272㎡。
構造・規模は本館が鉄筋コンクリート造・地上4階、温泉棟が鉄筋コンクリート造・地上1階地下1階。
総室数は63室(ホテルコンドミニアム38室・ホテルレジデンス25室)、駐車場は53台(従業員駐車場2台含む)。
竣工・引渡しは2023年秋予定。