【ニュース】 福井県など、迫力あるトリックアートで仕上げた「越前がに」と県の花「越前水仙」をラッピングした「越前がにバス」を、漁解禁日の11月6日よりJR福井駅~道の駅「越前」間で運行 福井県越前町

2021.11.04
福井県(杉本達治知事)は、迫力あるトリックアートで仕上げた福井県越前町の名産「越前がに」と、県の花「越前水仙」をラッピングした「越前がにバス」を、漁解禁日の2021年11月6日よりJR「福井」駅東口~道の駅「越前」間で運行する。

同県は、2024年春の北陸新幹線福井・敦賀開業に向け、首都圏を中心に福井県の魅力を伝え、ファン拡大に向けた情報発信を強化しており、同取り組みもその一環。
同バスは、福井鉄道自動車部が同区間を約1時間で結ぶ、座席指定・予約制の直通バスとして運行する(空席があれば当日乗車も可)。

「越前がに」は、荒々しい日本海で育った冬の味覚の王者で、皇室への献上品としても知られている。
越前海岸は漁場が非常に近いため、全国でも珍しくかにが生きたまま港に届けられ、身が引き締まり、淡白な中にも適度に脂がのったその味は、多くの美食家たちに愛されているという。

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今回は、北陸新幹線開業を見据え、「越前がに」をより気軽に味わってもらえるよう二次交通の利便性を高めようと、県内最大の水揚げ量を誇り、かにの漁場まで最も近い港を擁する福井県越前町が、JR「福井」駅からの直通バス運行を企画。
ラッピングバスの車体には、トリックアートで仕上げた「越前がに」と、同町がある越前海岸で寒い冬と日本海の荒波に耐えて可憐に咲く「越前水仙」のデザインを採用した。

今シーズンの「越前がにバス」は、2021年11月6日~2022年3月27日の土日祝日と年末年始(12月29日~1月3日)に1日2往復運行する。
運行時刻は、往路:JR「福井」駅東口~道の駅「越前」着が10時50分発~11時50分着、16時15分発~17時30分着。復路:道の駅「越前」発~JR「福井」駅東口着が9時20分発~10時20分着(11月6日のみ運休)、14時50分~16時着。
運賃は片道大人1,800円、大人障がい者900円、こども小学生以下900円、こども障がい者450円、未就学児無料(座席使用時はこども運賃を収受)。
予約先はインターネットが発車オーライネット定期観光バス、電話が福井鉄道バスチケットセンター。