【ニュース】 釜石市など4者、新たなワーケーション施設「Nemaru Port」を開業、オカムラの包括連携協定参画による新たなワーケーションスタイルを提案 岩手県釜石市

2021.10.29
釜石市(野田武則市長)、株式会社かまいしDMC(岩手県釜石市、河東英宜代表)、日鉄興和不動産株式会社(東京都港区、今泉泰彦社長)、株式会社オカムラ(横浜市、中村雅行社長)の4者は、釜石市中心部で新たなワーケーション施設「Nemaru Port(ねまるポート)」を2021年10月28日に開業した。
同施設の運営はかまいしDMCに委託する。

あわせて、同施設の開業にあたり、釜石市・かまいしDMC・日鉄興和不動産の3者が2021年3月26日に締結した「釜石市におけるワーケーション事業の実施に向けた包括連携協定」にオカムラが参画し、4者での包括連携協定となった。

同施設は4者が目指す、地方創生とこれからのワークスタイルの研究・提案を行うための施設。
首都圏のワーカーの利用を想定し、地方サテライトオフィスでの可能性を研究するとともに、施設開業とあわせて展開するワーケーションプログラムを通じ、釜石ならではの体験(自然体験、食文化、地域貢献、研修等)や同市のさまざまな人・団体等との連携により、ワーカーや企業の新たなイノベーション・ビジネスチャンスを創出、地方創生に寄与していくとしている。

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施設内は、日鉄興和不動産とオカムラの社員による社内ワークショップの意見を踏まえ、5~10名程度の小規模団体の受け入れを想定したコンパクトな作りとし、リラックスできるテラススペースやフルクローズ型の個室ブース(TELECUBE by OKAMURA)、移動式の机や椅子を用意したほか、グループの利用ニーズに応じて自由なワークスタイリングが可能な設計とした。

また、無人時の運営も可能とする設備として、文房具、充電器、除菌用品など事務備品を完備するとともに、ドリンクサーバー、書籍コーナー、無人コンビニ600での軽食販売、株式会社ビットキーが提供するスマートロックを導入。
当面は完全予約制とし、4者による実証実験等の利用を優先して活用する。

「Nemaru Port(ねまるポート)」の所在地は岩手県釜石市只越町1-1-9。
施設面積は36.3㎡。
施設構成は、テレキューブ1席、co-comori1席、カウンター2席、テラス2席、打ち合わせスペース4席。
備品は文房具、充電器、除菌用品。
サービスは無料ドリンク、書籍閲覧。
営業時間は9時~17時。
利用は法人等の団体限定。