【ニュース】 大和ハウス工業、豊川市が進める「八幡地区工場跡地活用事業」の優先交渉権者に選定、同市初の無電柱まちづくり、環境配慮とまちのにぎわい創出に向けた施策を推進 愛知県豊川市

2021.10.01
大和ハウス工業株式会社(大阪市北区、芳井敬一社長)は、豊川市が進める「八幡地区工場跡地活用事業」の優先交渉者に選定、9月30日に豊川市・豊川市土地開発公社と基本協定書を締結した。

同住宅団地では、景観に配慮し、街全体を無電柱化とする。
各住戸では、96区画の全ての戸建住宅に太陽光発電システムを標準採用し、ZEHを提案。
あわせて、工事用電源や販売事務所の電力には同社グループが運営・管理する太陽光発電施設で発電した再生可能エネルギー価値(トラッキング付非化石証書)が付加された電力を使用する。

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また、同住宅団地では、まちのにぎわい創出のため、コミュニティの核となる町内会の活動支援や市外からの移住促進への施策も推進。
地域の伝統文化を景観構成に活用し、地域への愛着を醸成していく一環として、良好な住環境の形成と維持に関する「まちづくりガイドライン」を策定、景観にも配慮したまちづくりを実現する。
さらに、まちの外構には地域の伝統文化「手筒花火」の荒縄をイメージしたデザインを採用したゲートウォール(門壁)を設置するほか、在来種の樹木を植栽することで生物多様性保全にも配慮するという。

提案する戸建住宅では、同社オリジナルのテレワークスタイルの提案や、家事負担を軽減するための工夫やアイテムを盛り込んだ家事シェアハウスの提案、抗ウイルス・きれい空気提案などを行う。

「八幡地区工場跡地活用事業」の事業名称は「(仮称)『八幡駅南宅地開発事業』」。
所在地は愛知県豊川市白鳥町野口前9番117ほか2筆、交通は名鉄豊川線「八幡駅」より徒歩で5分~10分。
開発面積は2万810.83㎡。
住宅区画面積は1万5,449.54㎡、開発道路面積は4,525.18㎡。
総戸数は96戸。
販売価格は未定。
2021年10月(予定)に豊川市土地開発公社より土地の譲受(土地引渡し)、2022年夏頃(予定)に造成工事着手、2023年春頃(予定)に販売開始、引き渡し・入居開始。