【ニュース】 NTT都市開発・京都市・新道自治連合会の3者、元新道小学校跡地活用計画で覚書を締結、歌舞練場敷地で京都の伝統文化や伝統産業品を積極的に活用 京都府京都市

2021.09.08
NTT都市開発株式会社(東京都千代田区、辻上広志社長)・京都市(門川大作市長)・新道自治連合会(福永敏三会長)の3者は9月7日、元新道小学校跡地活用計画(京都市東山区)で覚書を締結した。

3者は今後、宮川町歌舞練場敷地で、京都の伝統文化や伝統産業品を積極的に活用し、花街文化の発展と新たな賑わいづくりを通じ、地域の活性化と魅力あるまちづくりの推進に貢献。
風情が漂う歴史的町並みの保全と新たなまちの魅力を創出し、地域コミュニティの活性化を図るため、相互に協力する。

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NTT都市開発は、地域とのつながりを大切にし、さらに価値を高める開発に積極的に取り組んでおり、今回の元新道小学校跡地活用は、同社が京都市跡地活用事業に参画する2つ目の事業となる。
今後は京都市と定期借地権設定契約を締結し、同地の特性を活かした事業を展開するという。

全体計画の所在地は京都市東山区大和大路通四条下る四丁目小松町130番・125番1、京都市東山区新道通団栗下る二丁目下柳町165番、京都市東山区宮川筋四条下る宮川筋四丁目306番他15筆。
敷地面積は宿泊施設が約4,014㎡(一部地域施設を含む)、歌舞練場が約2,257㎡(一部地域施設を含む)。
延床面積は宿泊施設が約1万5,529㎡(ホテル1万5,311㎡・地域施設218㎡)、歌舞練場は約5,443㎡(歌舞練場4,036㎡・地域施設1,407㎡)。
構造・規模は宿泊施設が地上4階地下2階(一部地域施設を含む)、歌舞練場が地上3階地下2階(一部地域施設を含む)。
客室数は89室(予定)。
主要用途は宿泊施設・劇場・地域施設等。
開業は2025年夏頃(予定)。