【ニュース】 菅公学生服、小中高生を対象に工場見学動画を公開、10月1日よりオンライン工場見学プログラムの申込も開始 岡山県倉敷市

2021.09.02
菅公学生服株式会社(岡山市北区、尾﨑茂社長)は、小中高生を対象に工場見学動画を公開、オンライン工場見学プログラムの提供を開始する。

今回、オンライン工場見学を開始するのは、19ある同社の工場のうち、創業の地であり、最も歴史がある倉敷工場(岡山県倉敷市)。
同工場では、毎年約30校・2,500人以上の小学生や中学生・高校生の工場見学を受け入れてきたが、コロナ禍により、昨年からは受け入れを控えていたという。
こうした中、同社では工場見学に行けなくなってしまった子どもたちの学びの支援ができないかと考え、工場見学動画を制作、オンライン工場見学プログラムを企画した。

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工場見学動画は、9月1日より、自社サイトとYouTubeチャンネルで公開。
約15分間で倉敷工場で「セーラー服」ができるまでの生産工程や、同社の歴史、SDGsについてなどをクイズを交えながら楽しく学べる内容とした。
動画にしたことで、地元岡山の小学生に限らず、全国の小学生の社会科見学や家庭科教材としても活用できるとしている。

オンライン工場見学プログラムは、全国の中学校・高校を対象に、2021年10月1日より申し込みを開始する。
オンラインで学校と同社倉敷工場をつなぎ、映像とライブ配信で工場見学後、自分たちの学校制服に込められた思いを学んだり、工場社員とのトークセッションを行ったりする。
ものづくりの一連の流れを知ることに加え、働くことの意義や働く上で必要な力を学べるという。
なお、制服を教材とする内容が含まれるため、同社の制服納入校が対象となる。

「菅公学生服株式会社 倉敷工場」の所在地は岡山県倉敷市児島田の口3丁目10-25。
築年は昭和9年(1934年)、広さは4万5,000㎡(東京ドーム約1個分)。
製造品目はセーラー服・スカート、生産量は年間約40万着。