【ニュース】 JR西日本、北陸新幹線敦賀延伸に向け、北陸エリアで「観光型MaaS」を2022年度に導入、実証実験を2021年度に実施 福井県敦賀市

2021.06.14
西日本旅客鉄道株式会社(大阪市北区、長谷川一明社長)は、出発から目的地までの新幹線をはじめとする鉄道に加え、現地でのバス、タクシー、レンタカー、レンタサイクルなど交通機関・観光素材をスマートフォンでシームレスに検索・予約・決済することができる「観光型MaaS(Mobility as a Service)」を2022年度に導入する。

北陸新幹線敦賀延伸の効果を最大限に高め、北陸エリアへの観光誘客の拡大を図るのが目的。
導入に向けた実証実験を2021年度に実施する。

実証実験では、北陸3県と協力し、「WESTER」の基盤を活用した「おでかけクエスト(デジタルスタンプラリー)」を実施。
観光施設や公共交通の利用等、複数のクエスト達成による特典の付与を通じ、個々のニーズに応えしつつ「たび前」から「たび後」までの一連の体験を後押しするサービスをご提供する。
対象エリアは富山県・石川県・福井県。
参加方法は、JR西日本公式アプリ「WESTER」より参加。

実証実験は2021年12月1日~2022年3月31日、本格導入は2022年度下期を予定。
実施主体はJR西日本、協力は北陸三県誘客促進連携協議会(富山県、石川県、福井県、各県観光連盟・観光推進機構、北陸経済連合会、JR西日本金沢支社で構成)、日本旅行。