【ニュース】 旭化成不動産レジデンス、マンション敷地売却制度を活用した分譲マンションで5月より既存建物の解体工事に着手 福岡県福岡市

2021.04.14
旭化成不動産レジデンス株式会社(東京都千代田区、兒玉芳樹社長)は、マンション建替法が定めるマンション敷地売却制度で分配金取得計画の認可を受けた、分譲マンション「パール福岡」(福岡市中央区)で、2021年5月より既存建物の解体工事に着手する。

再建マンションは地上19階建て(住戸130戸・店舗3戸)の予定で、2024年9月の完成を目指す。
「パール福岡」は、1973年に竣工した築47年(解体着工時点)の分譲マンション(住宅85戸・店舗6戸)。
外装や設備の老朽化に加え、新耐震設計基準(1981年~)に対応しておらず、耐震診断の結果からも耐震性の不足が確認されている状況だったという。

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また、建替え後に再建マンションの住戸を取得する意向の区分所有者の割合が4割程度であったことなどから、マンション建替法が定める「マンション敷地売却制度」を活用することで、建替えを実施するケースとなる。
なお同事例は、「マンション敷地売却制度」を活用したマンション建替えとしては福岡市で初の着工事例になるという。

「パール福岡」の所在地は福岡市中央区渡辺通二丁目4番20号、交通は西鉄天神大牟田線・地下鉄七隈線「薬院」より徒歩3分。
敷地面積は1,497.38㎡、延床面積は1万2,466.99㎡。
構造・規模は鉄筋コンクリート造・地上19階(免震構造)。
再建後の住戸は130戸、店舗は3戸。