【ニュース】 しおまち企画、商店街活性化プロジェクトで宿泊・食堂・コーヒーロースター・観光案内所・ラウンジスペースで構成する複合施設「SOIL SETODA」をオープン 広島県尾道市

2021.04.13
株式会社しおまち企画(広島県尾道市、根本真帆代表)は4月10日、「しおまち商店街」活性化プロジェクトの一環となる複合施設「SOIL SETODA(ソイル瀬戸田)」(広島県尾道市)をオープンした。

同施設は、薪火料理のカジュアルな食堂、スペシャルティコーヒーロースターの国内初の焙煎所、瀬戸田を楽しむツアーを提供するアクティビティセンター、中長期滞在が可能なゲストルームのほか、誰でも自由に利用可能なラウンジスペースで構成。
旅行者と地域住民がインタラクティブに時間や経験を共有し、活発で和やかなコミュニケーションが生まれる空間を目指す。

同施設の建物は、江戸時代末期に豪商「三原屋」によって建てられた築140年の蔵をリノベーションした「SOIL SETODA KURA」と、その向かい側に新築した「SOIL SETODA LIVING」の2棟構成。
瀬戸田のしおまち商店街の中へ進むと、同じ道のりには2021年3月開業の旅館「Azumi Setoda」と銭湯付帯宿泊施設「yubune」があり、瀬戸田港から商店街まで1本の通りで賑やかに繋がっているという。

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SOIL SETODA LIVINGの1階には、瀬戸田周辺地域のローカルな食を楽しめる薪火料理の食堂「Minatoya」がオープン(2021年4月はソフトオープン予定)。
瀬戸田の自然が感じられ、地域住民や旅行者の交差点になるような食堂を目指す。

1階中央に位置するラウンジスペースは、地域住民や旅行者の休憩の場や学生の勉強場所として、誰もが自由に利用できるフリースペース。
2階に位置するゲストルーム「SOIL Stay」は、ワークデスクやクローゼットを備えたプライベートルームを4室設置、気軽な滞在から中長期滞在まで対応可能としている。

SOIL SETODA KURA 1階のアクティビティーセンターでは、瀬戸田の魅力を体験できるツアーを多数提供。
専属スタッフがコーディネーターとなり、地域住民が得意なことをアクティビティーとして提供することで、旅行者と地域住民が交流するきっかけを創出するという。

「SOIL SETODA LIVING」の所在地は広島県尾道市瀬戸田町瀬戸田257、「SOIL SETODA KURA」の所在地は広島県尾道市瀬戸田町瀬戸田254-2。