【ニュース】 熊本市、城下町「唐人町通り」で歴史的建造物等を利活用する様々な実証実験を3月21日より実施 熊本県熊本市

2021.03.09
熊本市(大西一史市長)は、令和2年6月に熊本市歴史的風致維持向上計画(くまもと歴史まちづくり計画)が国から認定を受けたことを機に、歴史的建造物等を利活用する実証実験を実施する。

同実証実験は、熊本城の城下町として発展してきた新町古町地区の一角「唐人町通り」(延長約240m)と明八橋周辺で実施。
2021年3月21日~4月11日にかけて、町屋の活用実験「マドカイ」、テナント誘致の実験「ハイカラ百貨店」、駐車場の活用実験「町屋蚤の市」、夜間景観の実験「明八橋と桜のライトアップ」、まち歩き実験「古町小町とお散歩」等に取り組む。
一連のプロセスの中で、所有者・テナント・来訪者等に働きかけ、今後の利活用を維持していくための持続可能な仕組みづくりについて実践・検証するとしている。
いわゆる集客を優先したイベントではなく、将来的なまちづくりを見据えた実験的な取り組みだという。

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町屋の活用実験「マドカイ」(実施期間:3月21日~4月11日)では、利活用可能な町屋のファサード(建物の正面部分)を借り上げ、特設のショーウィンドウを設置、陳列した商品をQRコードで表示し、オンラインでの購買活動につなげる。
省スペースで無人という貸主・借主の負担を軽減する新たな店舗形態を検証する試みで、夜間もショーウインドウを照らし、歴史的な地区での新しい夜間景観を創出するという。

テナント誘致の実験「ハイカラ百貨店」(実施期間:3月27日~4月4日)では、美術館のような空間で、身近に置きたい作品を実際に手に取りながら「マドカイ」方式で販売するポップアップショップをオープン。

夜間景観の実験「明八橋と桜のライトアップ」(実施期間:3月21日~4月11日)では、明治8年に架設され、今もなお地域住民に愛され続ける明八橋で桜の木などを含む周辺をライトアップし、まちの名所として改めて景観の魅力を伝える。

駐車場の活用実験「町屋蚤の市」(実施日:4月4日)では、休診日の民間病院の駐車場を有効利用し、町屋等の利活用で課題となっている家財処分に対し、それらを流通させ解決させる「蚤の市」を実施。

まち歩き実験「古町小町とお散歩」(実施日:4月4日)では、唐人町通りを地域の案内役(古町小町)が案内し、参加者の反響を探るという。