【ニュース】 和歌山大学観光学部木川研究室など11者、産学連携による「観光映像プロモーション機構」を設立 和歌山県和歌山市

2021.03.03
和歌山大学観光学部木川研究室・日本ユニシス株式会社・株式会社JTB・大日本印刷株式会社・西日本旅客鉄道株式会社・日本航空株式会社・株式会社青森銀行・あおもり創生パートナーズ株式会社・株式会社Jストリーム・一般社団法人日本巡礼・パロニム株式会社の11者は3月2日、産学連携による「観光映像プロモーション機構」を設立した。

同機構では、代表理事に前国立大学法人京都工芸繊維大学学長の古山正雄氏を迎え、産・学・官・民のネットワークを構築。
持続可能な観光地経営の実現を目的に、国内外の課題抽出と良質な観光映像の制作による観光振興を推進するとしている。

同機構の主な活動内容は、「『日本国際観光映像祭』の運営と連動した観光映像の普及」「課題解決につながる観光映像の指標策定、映像制作の手法・技術の開発」「観光映像を起点に新しい観光エコシステムを構築し、観光地経営を支援」など。

なお、第3回「日本国際観光映像祭」(主催:日本国際観光映像祭実行委員会)は、日本が世界の平和や文化振興に貢献し、観光立国を進めていくうえで重要となる「観光映像」の在り方を考える映像祭。
国際部門1,207本・国内部門120本の作品を上映するほか、今回初めて、与論島(鹿児島県与論町)をフィールドに、観光と住民との関係についてクリエーターたちが現地滞在して考えながら観光映像を制作したアートプロジェクト「ART&FACTORY JAPAN」の報告も行う。