2021.02.03
帝国ホテル東京（東京都千代田区）は、新規事業「帝国ホテル サービスアパートメント」を開始した。
予約開始は2月1日、入居開始は3月15日。

同事業は、ホテルのリソースを活用し、旅館業法下で行う「ホテル内サービスアパートメント」。
タワー館の客室3フロアの一部を改修し、99室のサービスアパートメントとした。
旅館業法に則った事業のため、一般的なサービスアパートメントのような煩雑な契約も無いという。

客室内にキッチンや大型冷蔵庫などは設置しないが、専属サービスアテンダントによる24時間対応のサービスなどをベースに、日々の生活に必要な食事や洗濯などはサブスクリプション方式で提供。
ホテルならではのサービスや設備を活用して滞在できるとしている。

料金は、長期滞在も短期滞在も可能な料金体系で、スタジオタイプ（約30㎡）の場合、月額36万円（税金・サービス料込み）、最低宿泊日数は5泊からで15万円（税金・サービス料込み）。

また、アパートメントフロアには共同利用スペースの「コミュニティルーム」を設置し、朝食のパンを無料で提供するほか、洗濯乾燥機、電子レンジなども自由に利用可能。
ルームサービスによるサービスアパートメント利用者専用の食事メニューと、シャツ類のランドリーサービスはサブスクリプション方式（定額による一定期間の利用権）として提供する。