【ニュース】 熊本電力、地域還元と雇用創出を目的に高松電力の設立に参画、太陽光発電で電気の地産地消も 香川県高松市

2021.01.04
電力小売事業を手掛ける熊本電力株式会社(熊本市中央区、竹元一真代表)は、香川県で電力供給を本格化する。
地域還元と雇用創出を目的に高松電力株式会社(香川県高松市、小西仁代表)の設立に参画、2020年12月24日より営業を開始した。

高松電力は、地域密着型企業として1年目に1,000契約を目標に営業活動を行う。
将来的には電力小売事業のライセンスを取得し、独立した電力小売事業者として四国地方中心に地域新電力会社を設立、電力のコストカットに貢献するとしている。
また高松電力は、グループ会社が太陽光発電の建設と販売を手掛けており、将来的には供給する電力に太陽光発電を導入、電気の地産地消も実現するという。

営業活動では、インターネットからの申込みを拡散するため、地元企業を紹介するようなyoutube番組を配信、SNSなども駆使する。

電気料金プランは熊本電力と同一で、家族向けプラン「おうち電気B」(四国電力の従量電灯A相当、基本料金0円プラン)、一般的な事業所向けプラン「しごと電気C」(四国電力の従量電灯B相当、基本料金0円プラン)、業務用エアコンや冷蔵庫を使用する事業所向けプラン「低圧電力」(四国電力の低圧電力よりも基本料金のみ割引)を設定。
また、既に自由化されている工場などの事業所向けには、個別見積で対応、四国電力よりも安い電気料金を提示するとしている。