【ニュース】 大和ハウス工業など、「元岡地区研究開発次世代拠点形成事業」で福岡市・ダイハツと基本協定書を締結、研究開発施設を主体とした複合施設を開発 福岡県福岡市

2020.12.28
大和ハウス工業株式会社(大阪市北区、芳井敬一社長)・西部ガス都市開発株式会社(福岡市博多区、佐藤操社長)・株式会社九州
TSUTAYA(福岡市早良区、髙原祥有社長)・正晃株式会社(福岡市東区、印正哉社長)・大和情報サービス株式会社(東京都千代田区、藤田勝幸社長)の5社は12月25日、「元岡地区研究開発次世代拠点形成事業」(福岡市西区)で、福岡市(髙島宗一郎市長)・ダイハツ九州株式会社(大分県中津市、泉谷卓司社長)と基本協定書の締結した。

同事業は、福岡市が九州大学と連携して次世代の研究開発拠点の形成を進めるため、ダイハツ九州と福岡市が所有する土地を活用する事業。
大和ハウス工業と西部ガス都市開発が事業主体者として土地を購入し、「知と感性と創造を育む『結び目』となる拠点」をコンセプトに、敷地面積約3万1,000㎡で研究開発施設を主体とした複合施設を開発する。
施設は、レンタルオフィスやレンタルラボ、物販店舗「BOOK&
CAFE」、アウトドアショップ、飲食店、住居などで構成するという。

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「BOOK&CAFE」では、西部ガス都市開発と九州TSUTAYAが共同運営する蔦屋書店などが出店し、交流の起点として施設内外のコミュニティ形成を図るイベントを開催。
また、正晃が研究開発棟で実験機器の共有や研究資材の共同購入などの持続的研究活動推進に向けたサービスの企画立案を主体となって行い、大和情報サービスは施設全体の維持・管理、地域の情報発信等を行う。

今後は、2022年10月の開業を目指し、福岡市や九州大学との連携・協働を促進することで、地域に密着したサービスを展開するとしている。

「元岡地区研究開発次世代拠点形成事業」の所在地は福岡市西区九大新町5番1~13、交通はJR筑肥線「九大学研都市」駅より昭和バスで約11分・「産学連携交流センター」バス停前。
敷地面積は3万1,224.68㎡、延床面積は2万4,719㎡、研究開発棟面積は6,625㎡、物販店舗棟面積2,976㎡、店舗棟面積は1,470㎡、住居棟面積は1万3,648㎡。
共用駐車台数は374台。
第1期の着工は2022年1月予定・竣工は2022年9月予定、第2期の着工は2023年3月予定・竣工は2023年11月予定。